三原旅行記 本丸中門跡

大河ドラマ黒田官兵衛では、小早川隆景は数週間前になくなってしまいまいしたが、いよいよ終盤ですね。家康側と三成側が関ヶ原で戦っている最中、如水と加藤清正は一緒に、九州版関ヶ原ともいわれる戦をはじめるのですが、ストーリーをどうやってそこまで持っていくか見ものです。

さて、三原旅行記最終回です。
米山寺、佛通寺を巡り終え、本郷駅からまた三原駅に戻ってきました。
帰りの飛行機までまだ時間あったので、本丸中門跡に行ってみました。位置的にいうと下の図の赤枠の部分のあたりです。

大きなショッピングモールの裏手にあたり、石垣が残っています。

本丸中門跡碑








一番櫓址


最後は三原市歴史民俗史料館で締めくくりました。駅から徒歩で15分位。三原城や周辺の歴史など写真やパネルが多くなかなかよかったです。


三原旅行記今回で最終回ですが、車がないと距離的に無理なところがあり、車の運転が苦手な自分には限界を感じてしまいました。ただ、食べ物はおいしいし、高山城や新高山城など見たいところはまだまだあるので、また行きたいと思ってます。

三原旅行記 佛通寺

目的の米山寺をみることができ、目標は達成しましたがまだ時間に余裕があったので、運転手さんおすすめの佛通寺によってもらうことにしました。米山寺からは20分位だったでしょうか。
道中運転手さんと歴史談義などや広島の話をしながら移動しました。

さて佛通寺は山の上の方にあります。とても静かで、手入れも行き届いており、何か厳かな場所という印象をうけました。もともとは1397年沼田小早川家の春平が建立したものだそうです。

巨蟒橋。川を渡り三門へと続きます。


山門


佛殿


境内の様子


中央に見えるのは鐘楼です。




開山堂への階段。結構な段数があります。深呼吸を1回してから一気にあがりましょう。


開山堂。木造の佛通禅師、大通禅師が安置されています。


含暉院地蔵堂。創建当時の建物は火災などで焼失してしまい、残っているのはこの地蔵堂だけだそうです。


多宝塔。昭和初期のものらしいですが、周りを塗り直したのか、綺麗でした。


運転手さんから聞いたのですが、駐車場近くから見える山の壁面に尊皇の文字が彫られています。


紅葉の今頃はきれいなんでしょうね。今年はもう無理ですが、次回くるときは紅葉の時期にきてみたいものです。帰りの時間もあるので、この後は三原に戻ることにしました。
また、女性の運転手さん、とても楽しく過ごすことができました。ありがとうございました。

（つづく）

タグ：佛通寺

三原旅行記 米山寺

早いもので三原へ旅行に行ってから３ヶ月ほどがたってしまいました。
記憶が薄れる前に完結を目指したいと思います。

さて、三原旅行二日目はまず隆景の墓のある米山寺に向かいました。
前日に三原駅前の観光案内所で行き方を聞いたのですが、かなりの距離があるようです。レンタカーか隣駅からタクシーと案内されました。自分は車の運転が苦手だし、タクシーで帰りまで待っていてもらうと、結構なお金がかかるなと思い、行くのはあきらめかけていましたが、せっかくきたのだからと、金額は目をつぶり隣駅からタクシーの方法でいくことにしました。

まず、山陽本線で隣駅「本郷」に向かいます。


本郷駅前からタクシーにのりましたが、女性の運転手でした。
私「米山寺までお願いします」
運転手「米山寺ですか、小さい時遠足か何かでいきました。珍しいですねたいていは佛通寺へ行く人が多いんですよ」
私「歴史好きなんで」
運転手「娘も歴史好きで、毎週かかさず一緒に大河ドラマ見てるんですよ」
とかそんな会話をしながら米山寺までいってくれました。

・米山寺正面です。てっぺんに毛利の紋があります。


ここには、重要文化財の隆景像があるのですが、蔵の中に入っていて、普段は扉が閉じられてみれません。だめもとでお願いしてみたのですが、住職が来客中ということで断られてしまいました。

残念だけど外から一枚


さて隆景の墓は少し離れたところにあります。


入ると小早川家代々の墓が整然と並んでいます。


前列一番右が隆景の墓になります（一番手前）。


正面より


後列


隆景像が見れなかったのは残念でしたが、せっかく三原まで来て隆景の墓に行かなかったっていうのはあとで非常に後悔しただろうなと思い、やはり、あきらめないできてよかったと思いました。

（つづく）

タグ：米山寺